6/30「買った本」
小飼弾のあとがきを読んでずっと買おうと思ってたのだけど、後回しになってしまっていた。古本屋で300円だったので即買い。
あまりにもシリアスな、しかし純度の高い文章群。このシリーズは自分への戒めとして買うことが多い。
世界を知ること。そして思いをはせること。いきなりアクションできない自分としてはそこからしかスタートできない。エグい表現も多々ある。悲惨を通り越した現実が活写されている。その映像喚起力たるや凄まじく、何度も本を閉じた。
APPLEファンとしては買いの一冊。阿部和重の微妙なエッセイから始まるが読み応えはある。じっくり読んで新しいフレームワークを獲得できるか。