「罪と罰」漫F画太郎
画太郎先生画風変えたのかな?
そう思いながらもつい習慣でレジへ。
画太郎先生の漫画だけは必ずカバーをかけてもらう。
ポルノ雑誌を剥き身で持ち歩くような不安があるから。
ドストエフスキーの「罪と罰」
新訳版も大ヒットし、あらゆる媒体で特集されたあの名作だ。
画太郎先生はそれをどう料理するのか、いやでも期待が高まる。
しかし画太郎先生を読んだことのある人ならわかると思うけど、
案の定一筋縄ではいかない作品になっておりました。
いつものババア、肉体損傷、糞尿、軟膏、そしてあのパカーんと開かれた暁光。
表紙はイラストレーターに描いてもらうという詐欺的な離れ業。
ラスコーリニコフはエビ山エビゾーと名を変え、笑えるパンク仕様になっている。
ストーリーも枠組みは借りていれど、大きく逸脱していく。
その画、展開。汚穢が自分の顔に塗りたくられるようなような大写し、すべてがスリリングだ。
巻末には吉田大介による本巻の読解がかなりの分量ついている。こちらも楽しく読めるだろう。
多くは語るまい。是非その目で確かめて下さい。トラウマ必死ですよ!
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